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嵐絵巻 その4

2005-2009

’05年から’06年にかけては、嵐より後輩グループの躍進の方が印象深い人も多いことだろう。メディアの注目がそちらに集中していたのも事実だ。が、嵐の音楽とコンサートのクオリティーが充実を極めていくのはまさにこの時期。’05年の『One』ツアー、史上初のムービングステージが動き出した瞬間の代々木体育館を揺さぶるような歓声を今も鮮烈に覚えている。「松潤はJr.の時から演出とかやってるから、頼りにしてる部分も多いけど、全部、5人で打ち合わせしてるんだよ。コンサートはみんなで作ってる」(相葉)

さらには’06年初頭に行われた櫻井、大野のソロツアー。嵐のラッパーとメインボーカリストは、各々‘らしい’心を込めたライブで魅了。もはや嵐のステージングの定評は5人の場合のみにとどまらないものとなった。「プライベートで書いてた曲を皆さんに聴いてもらえて感激でした。ただ、札幌公演が(悪天候のため)出来なかったのが心残りで・・・正直、泣きましたね」(櫻井)「急な話で、準備期間が2週間しかなかったの。2週間であれだけ出来たら自分的には百点満点だよ」(大野)

後続の追い上げに焦りはなかったか?とこの2人に問えば、「仮によそへ移っちゃった人がいても、俺らのファンは変わらずにいてくれた。それが全てだから」(櫻井)「な~んもないです。5人が楽しくやれてれば、誰に越されてもいいし、越す・越さない、ってことにもあんまり興味がない」(大野)と、硬軟は異なれど、共に頼もしい回答を。

良き発信者が受信者を育て、良き受信者が発信者を鍛える。コアファンの率が高いことはアーティストに課されるハードルも自ずと高くなるということだ。アーティストがそれを超えるため精進すれば、コアなファンはますます信頼を捧げる。嵐とそのファン、どちらに対しても僭越なのを承知で書くが、両者の関係性においては今のところこうした美しい循環が成立していると思う。

’06年には何といっても、アジア各国での人気に応える形で台北、ソウルでコンサートを開くという‘事件’があった。’06年発表のアルバム『ARASHIC』に収録された『COOL&SOUL』の熱いラップ詞は、てっきりこの挑戦に向けた決意表明と思っていたのだが・・・。「いや、何の根拠もなくハッタリで、‘第2章の幕開け’とか書いたら、結果そうなっちゃったの。書いた時点ではアジア公演も決まってなかったし、ましてやドームの話なんて微塵も出てなった」(櫻井)

二宮がハリウッド進出を果たした映画『硫黄島からの手紙』は大きな反響を巻き起こし、松本主演のドラマ『花より男子』も波に乗った。様々な機縁が重なった結果、アジア公演から帰った彼らにもたらされたのは初の東京ドームにおける凱旋コンサートだったというわけだ。それから後の目覚しい進撃は知っての通り。’08年には、眠れる獅子だの最終兵器だのと言われ続けた大野が個展を開き、初主演を遂げたドラマ『魔王』がヒット。嵐としては2度目の『24時間テレビ』パーソナリティーも務めた。多忙極まる中で、信じられないほどの演出とパフォーマンスを見せた国立競技場での初コンサート。秋には、改めて正式なアジアツアーを行い、ジャニーズ初の上海公演も成功させた。

‘トップになる’という夢は’09年の現状を見れば、叶ってしまったと言えるのではないだろうか?「ん~、今思うと、目指してたトップっていうのは、他と争うことじゃないのかも。応援してくれる人を幸せに出来ればそれが事実上のトップだよね」(相葉)「今の状況は結果論。この先どうなるか分からないという危機感は常にあります。それがこういう仕事をしてる責任とか代償じゃにあのかな」(松本)

今月はデビュー以来のシングルを網羅したベストアルバムが発売される。しかし、これまで嵐の宝として、大味にならないその細やかさを賞賛し、奨励してきた身としては、疑問を抱きたくもなってしまう。果たして10周年の記念碑として、ベスト盤発売が最善のチョイスなのか?それは過去の音源を繰り返し聴いている熱心なリスナーにではなく、むしろ嵐をさほど応援していない人たちに向けたサービスなのではないのか。拭いきれないそんな思いをぶつけてみたところ、どのメンバーの返答も誠意あるものだった。「いっぱい話し合ったんだよ、なるべくファンの人の出費を抑えたい、って」(相葉)、「10年来のファンのことは嵐の会話の中にいつも出てくる。忘れてるわけじゃないよ」(大野)、「シングル全曲持ってる人も楽しめる仕掛けを考えてます」(櫻井)、「いろいろ出して消化不良になるよりはシンプルに絞るべきだと判断した」(松本)、「何より、出すダイミングがベストだから‘ベスト盤’なんです。10周年の今出さなきゃ次いつ出せるんだ!?っていう」(二宮)と、それぞれ丁寧に。

同じ志の5人に同じ質問表を元にしてコメントを取っても、答えの表現や伝え方が全部違ってくる所に、彼らがきちんと自分で思考しているのを感じ、安心する。持ち前の知性の土を思考のクワで耕し、ファンとの間に守ってきた清流を撒き水にして、今、花は咲いているのだ。もちろん、永遠に咲き続ける花ではないが・・・。「アイドルは絶頂で潔く引退するのがカッコイイって知ってるけど、俺ら潔くないから(笑)。ダラダラ粘ってやるからね!」と二宮。願わくばその頃また、‘嵐ストーリー’の続きを。

道なき道を歩いていく嵐の物語は続きます。5人で笑いあいながら・・・

・・・いやはや、長かった、、、が、読み応えたっぷりの特集でした♪嵐5人の言葉は少なかったけど、その少ない言葉が全てドストライクで心に響いてきます‘喜んでくれるひとりのために歌えるし、踊れるよ’と語るおーちゃんに感動多分、他の4人も同じ思いでしょうね♪きっと、その‘ひとり’のために、最高のパフォーマンスを見せるため、精一杯の準備をしてくれるんでしょうねそれは、ひとりでも、5万人でも、7万人でも、同じ。それが、‘嵐’♪・・・そう自信を持って言えることが、すごく誇らしい10年後、、嵐がどういう状況にあるのか、自分の気持ちがどこにいってるのか、想像もつかないけど、今、この瞬間に嵐に出会えていることにただただ、感謝、です

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コメント

いやぁ、めっちゃくちゃ長い記事のアップを本当にありがとうございますっ。感謝!
読めば読むほど、本当に彼らの凄さ、真摯さ、地に足の着いた考え方。うなってしまうわ。周りにかなり遅れをとってのファン歴だけど、きっと、ずっと彼らを遠くから応援し続けるだろうな!これからも楽しみだね。

投稿: ゆい | 2009年8月11日 (火) 06時01分

長かったですね。
いつもありがとうございます。

ちなみに…ですが、オリスタの特集の記事とかありますか?
ぜひ見たいです!

投稿: うめっしゅ | 2009年8月11日 (火) 10時39分

マリンボーダーシャツのおーちゃんの細いこと!!!
この時の雰囲気がなんだかおだやか・・・
目がハートになっちゃいました

mannmiさん大作、お疲れ様でした

投稿: さらん | 2009年8月12日 (水) 20時55分

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