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必要とされる理由

以前、『苦節10年、愛される理由』(←参照)と題して嵐の特集記事を掲載した雑誌‘日経ト○ンディ’が、今度は『テレビで‘嵐’が必要とされる理由』と題して、メンバーを分析pencil

diamond櫻井翔

嵐の話術を高める牽引役となったのが、『NEWS ZERO』でキャスターを務めている櫻井翔。

「個人的に、報道の仕事はいつかやれたらいいな、と思っていました。実際にやらせていただいて、嵐が面白いグループになったというのはあると思うんです。アジアツアーの時に思ったんですけど、嵐のことを全く知らない海外の記者の方が、僕らのプロフィールを見た時、メンバーにキャスターがいるって知ったら面白いと思ってもらえるんじゃないかと。・・5人の中では、相対的にしっかりしてなきゃいけない櫻井翔という役割がありました。キャスターをさせてもらった結果、その役割が‘担保’された。だからバラエティで好き放題、どれだけバカなことをやっても、嵐のなかの櫻井翔っていうのは守られるようになった。何も出来ないダメダメなヤツ、みたいな役が出来るようになったのは、この2、3年なんです。応援してくれた人がたくさんいるから、不遇の時代という言い方がいいのかわからないけど・・・。僕らの番組は関東ローカルだったり、深夜だったり、見る人が限られる時期が長かった。今、全国放送とかゴールデンでやってるなんて信じられないこと。慢心したくないし、半信半疑ぐらいがちょうどいいと思ってる。周りが見えなくなっちゃった時は、もう僕らじゃなくなっちゃう」

櫻井の言葉には、微塵もおごりや粋がりの響きはなかった。

diamond松本潤

『花男』のヒットは、嵐の飛躍も後押しした。

「あの作品だけの力ではないと思うけど、あの作品がなければ、僕自身も嵐というグループも、こう変わってなかったというのはあるかもしれない。あそこまでブームになった作品に自分が出ることが出来た。『嵐ってどういうヤツら?』と思った人が増えて、曲を聴いてくれて、嵐のコンサートにも来てくれた。見てくれる人の絶対数がこれまでと違ったと思うんです。・・デビュー3年目ごろから暫くはアンチ・ジャニーズというか、敢えて他のグループみたいなジャニーズっぽいことはやらなくていいや、自分達の好きなものをやろうと粋がってた時期はありました。ソロ曲の選曲や、ステージの動き方、演出などで、とんがったものをやっていた。お客さんがすごく盛り上がって、近くで僕らを見たがっているのに、ステージの奥の方で狭く踊っていたり、後ろの方で気持ち良さそうにバラード歌っていたり、そういった曲を5曲くらい続けたり。それで許される人もいます。歌がすごく上手くて、その歌さえ聴ければいいという歌手なら。でも、嵐はそういったアーティストじゃない、、、そう自覚し、契機となったのは、『花男』の現場を体験したから。『花男』の前までは、音声や照明といった、専門家に委ねたほうがいい分野にまで口を出して、最終的に自分の思うほうへ引っ張っていってた。それが、『花男』後には、それぞれが自分の持ち分でプロの仕事をする。それによって結果を出す事の面白さがわかった。それ以降のコンサートでは、ベストアルバム的なヒット曲を敢えて並べるようにしたんです。僕らに興味はないけど、名前だけは知っているという人たちが僕らを理解してくれたタイミングと、コンサートの構成を変えたタイミングは、結果的に合っていた。変な話だけど、それをちょっと見越しながらやっていたところもある」

戦略家としての一面を覗かせた。

diamond二宮和也

俳優として高く評価されている二宮。テレビドラマの役者としても、複数の受賞歴がある。しかし、二宮は不思議なほど持ち上げられることを嫌う。

「芝居はどれもそうなんですけど、この作品が最後と思ってやっているので、将来のことは考えてません。僕は基本的に自分の出た作品は見ない。ここがダメだったから次はこうやりたい、っていう意味での‘次’も考えません。だから、やっていて将来性を一番感じないですね。(アイドルグループ・嵐としての仕事については・・アイドルって不思議なもので、‘賞味期限’があるんですよ。特に僕らは楽器をやってるわけじゃないし、自分らで曲を作ってるわけでもないし。作っていただいた曲に、踊りを付けていただいて、コンサートをやるわけですよ。成長段階にはすごくいいと思うんです。でもピークが来たら、さっと身を引くのが一番キレイかな、って気がしますね。(記者が凄さを感じた、作詞・作曲の能力についても)ジャニーズの曲の合間に聴くから良く聞こえるんでしょうね。以前、帽子を被って路上で演奏したことがあった。でもそんなに足を止める人はいなかったし、お金もそれほどもらえなかった。・・・一番好きなのはバラエティ番組。芝居が上手くなりたいと後輩に相談された時は、バラエティをやるといいよ、と言ってます。バラエティは台本が無い中で、相手の話を聞いて、受け答えして、物語を作り上げていく。すごく難しいことだと思う」

二宮が、 「3つだけ、神様がくれたご褒美があった」と喜々として語ったのは、映画『硫黄島からの手紙』、単発ドラマ『少しは、恩返しができたかな』『マラソン』の現場での話だ。共通するのは、「監督の指示で演じるのではなく、自由にやらせてもらったこと」。特に、イーストウッド監督は、二宮に絶対的な信頼を置き、作品の後半では「アドリブでいい。おまえの思った通りを言え」と言ったという。

何者をも演じることの出来る二宮の存在があってこそ、嵐のトークは面白い、との評価を確立してきた。

diamond大野智

大野は多才だ。しかし、とてもシャイで、自分についてはなかなか語らない。08年の個展開催についても、あっさりと語る。

「好きでやってただけ。いっぱいたまって、まあファンの子も見たい、って言ってたから。本当にただ自己満足でやっていて・・・忙しいと作りたくなるんですよね。自分の時間が無くなっちゃうと。息詰まっちゃうんじゃないですか、ストレスがたまって。作ってると自分のバランスが取れる気がする」

嵐における大野の役割には、二つの特徴がある。バラエティ番組でのボケ役と、ステージで披露するキレのいいダンスと伸びやかな歌唱力。

「新しいことをやっていかなきゃいけない、っていうのは、特に僕にはないです。与えられた仕事をやっているだけ。・・芸能界に入ったのは、ただ踊りが好きだったから。事務所のオーディションで最初に踊って、‘好きかも’と思って、‘上手くなりたい’と思って続けてきた。自分で納得いく踊りが出来るまでやろうってことで。ジャニーズJr.の頃は、上手いダンサーのビデオを延々と見たり、夜に路上で練習したりしてた」

大野の嵐に対する思いについては、櫻井が「大野の言葉を借りれば」と話してくれた。

「普通の俺たちが頑張る事で、自信を失ってたり、自己卑下しがちな人たちの励みになりたい。‘あいつら、普通のヤツなのにすごいことをやってる’と思ってもらえるような存在になりたい」

diamond相葉雅紀

ただ一人、バラエティ番組のレギュラーを持つ相葉。

「志村さんはプレーヤーでありながら、番組作りの面でも、すごく長けている方。出演者は隔週1回の収録で会うので、少人数で毎回食事をします。その時志村さんが、今日の収録はこうだった、ああだった、という話を一通り酔う前にするんですね。それを聞いて、じゃあ飯食おうかとなる。志村さんを近くで見ていると、すごく勉強になる。志村さんから教わったのは、『バランスは必要だが、思ったことは製作者に言え』ってことと、『見てる人は誰も、放送作家がいて、台本があるなんて知らないから、放送されたものがその人自身の評価に繋がる。‘なんだ相葉つまんねえじゃないか’ってなっちゃうよ、台本に関しての意見は、納得出来るまで言った方がいい』ってこと。・・嵐でも一般の人を相手にするロケをやらせてもらってきました。だから割と何でも臆することなく出来るようにはなっていました。でも動物はね、こうして欲しいと思っても、意思の疎通が出来ない。どう出てくるかわからない。だから俺、すごく瞬発力が欲しい」

テレビでは、天真爛漫に見える相葉。しかし、 「いつも不安でいっぱいです」と言う。 「やってもやっても不安って、伝わります?」おそらく嵐全員が抱える胸の内なのだろう。今やテレビを担う存在でありながら、あぐらをかこうとはしない姿勢が、視聴者の好感を呼ぶ。テレビ番組の制作者をして、‘また使いたい’と思わせる。テレビで嵐が求められる理由は、こういった点にあるのだろう。

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コメント

それぞれ、ですねsign05

いろんな種類のメディアにいろんなかたちで取り上げられて、新参者の私なんかは次から次へと出てくる情報に一喜一憂(憂、はあんまり無いですね)してるけどheart

そして”たかがジャニーズ”って1年前まで思ってたけどジャニーズのアイドルでいることってきっとものすごい大変なことなんでしょうね。

最近ひんぱんに思うんです。遅ればせながらでも君たちに出会えてほんと良かったよheart01・・・って

元気upと笑顔happy01の源notes
普通のアラフォーだってうんと「励みに」なってもらってるよ!

投稿: さらん | 2009年7月 7日 (火) 20時32分

日経ト○ンディやっと今日お持ち帰りして来ましたnote

相葉ちゃんの「いつも不安いっぱいです」
って言葉がなんか応援したくて泣けてくる。
あの太陽のような笑顔の裏にそんな思いもあるのかって。
いつも君達に元気もらってるから安心してheart04

最後のページの左下の写真はどうして
みんなおーちゃんを見てるのか知りたいhappy02

投稿: まゆり | 2009年7月 7日 (火) 22時42分

本当に、不思議なくらい凄くて稀有な存在ですよねぇ。芸能界で生き残るのってきっと、想像が
出来ないくらい大変なこと、だと思うのに・・・
彼らってちゃんと地に足が着いていて。
5人をグループに選んだジャニーさんって
凄腕人事も真っ青になるくらい凄腕だわね、ある意味・・・

投稿: ゆい | 2009年7月11日 (土) 08時31分

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