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ドアドア

脳性まひの障害がある英雄は、優秀なセールスマンだった父と同じ職業に就きたいと浄水器の訪問販売会社に就職する。社長をはじめ、社員たちは英雄を受け入れることに消極的だったが、英雄は母に励まされながら、愚直に営業を回る。英雄の一生懸命な姿に好感を持った住人からの注文も入るようになり、営業マンとして頭角を現していく。しかしある日、母が過労から脳梗塞で倒れてしまう。

最初のセリフ、「あっ!」で既に鳥肌恐るべし役者・二宮和也、です。「僕、慣れてますから。警戒されちゃうの。最初から、良くしてくれる人なんて、いませんから」って言葉が胸に刺さります、、、障害のある人を見て、‘普通の対応しなきゃ’と思う時点で警戒してる、ってこと。親切に接しようと思う気持ちは偽善、、、かもしれない・・・序盤から、いろいろと考えさせられます、、それでも、さらっと演じるニノや、BGMの爽やかさに重い気分になることもなく、見ることが出来ます♪それにしても・・ジャニーズのアイドルが、‘売り’のひとつの顔をここまで作って演技するなんて、、ちょっと前では考えられなかったのにねぇ、、、さすが!ハリウッド俳優・二宮くんですお母さん役の樋口可南子さんも、いい雰囲気なんです。優しいだけじゃなくて、心強い!お弁当箱に毎回入るメモが、じんとくる「母は、一体いつ寝ているんだろう?」って言葉、、、私も何度か聞いてるぞ、、、「お母さん、ちゃんと寝てるの?」・・・英雄母とは質が違うけども、、、アラシゴトな毎日で寝てないだけで・・・決して身を粉にして働いてるわけじゃない、、、反省します、、、もうちょっと、母親らしき生活態度で・・・ね

このドラマの中で、一番衝撃を受けた言葉、「・・・半身麻痺が残る状態でも、命には別状なく、言葉も普通に話せるようになる・・・お医者さんは、そんな母の状態を、‘幸いなことに’と言っていた」・・・健常者が突然倒れ、半身麻痺になったとしても、‘幸運’なこと。じゃ、生まれた時から障害のある人は、、、?!って考えたら・・・良く分からなくなっちゃったどんな状態でも、生きているだけで‘幸運’と思えるような器は自分にはないようですまだまだ、ですな!もっともっと視野を広げないといけないな、って。入院している母に背中を押され、自立していく英雄くん。努力しているのはもちろんだけど、いろんな人に支えられて、成長していく姿に、感動です。クライマックス、病室で最後の会話を交わす英雄くんと英雄母に、止めの一撃英雄くんの涙と笑顔に、爆泣「やりたいことと、出来ることは、必ずしも、別じゃない」と言う英雄くんに、大きく頷く英雄母。そのひと言で、全てを悟り、安心して眠ることが出来たんでしょうね。

エンディングでは、明るく笑う英雄くんに感動です♪一緒に笑顔で見終え、気分爽快!エンドロール、実在のモデルとなったビル・ポーターさんの写真&映像に、拍手♪今現在も現役で頑張っているようです

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二宮和也」カテゴリの記事

コメント

ニノちゃんの演技力に脱帽です。
あまりにリアルで怖かったぐらいです。
ストーリーも感動的でした。
強く生きていく姿勢と
親子の絆には泣かされましたね。
ニノちゃん、ありがとう

投稿: まゆり | 2009年4月 1日 (水) 14時12分

ニノ素晴らしい!
ニノのお母さんも泣いて見てたかな~

・・・そして今回もすごい強烈な残像を残して「二宮和也」にあっさりと帰ってましたね

投稿: さらん | 2009年4月 5日 (日) 22時06分

まゆりさん、
ホント、最初に観た時は正視出来なかったです、、、
ニノならではの役ですよね。他のアイドルではここまでリアルに演じられないと思います。

さらんさん、
ニノ母、今回はちゃんと観れたんでしょうかね、、
例え役でもニノが苦しんだり、病気だったりするドラマは観れない、って言っているみたいだけど。
今回は障害者ではあるけど、ストーリー的には前向きな話なので、観て‘さすがだわ!ウチの息子は!’ぐらいに思ってるといいですね♪

投稿: manmi | 2009年4月 5日 (日) 22時24分

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