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第3話

領(大野智)は、教会の表でクマのぬいぐるみを抱いて泣いている迷子の空(大野百花)を発見する。その時しおり(小林涼子)は、自分の見た残像を思い出しハッとする。少女が直人(生田斗真)の元に届いた殺人予告を示す赤い封筒に入っていた月のタロットカードから読み取った残像と同じぬいぐるみを持っていたからだ。その頃、直人の親友・石本(脇知弘)は、救急病院に運ばれていた。医師による必死の処置も虚しく、石本は息を引き取る。「雨野真実」の仕業に違いないと思う直人は、持病の発作による病死という病院の診断に納得いかない。
一方、領としおりは空を自宅のアパートまで送り届けることに。空がドアを開けようとするが、鍵がかかっている。今にも泣き出しそうな空を見ながら領が表を振り返ると、そこには憔悴しきった多恵(奥貫薫)の姿が。空が石本に誘拐されたと思い込んでいた多恵は、目の前に立つ我が子を抱きしめ安堵する。が、自らの過ちに気付き、青ざめた顔で震えている。そして目の前の弁護士・領にすがるような目で訴えかけるのだが・・・。直人は捜査の末、石本を殺した犯人は父・栄作(石坂浩二)が経営するホテルの従業員・多恵に違いないが黒幕は他にいると睨む。そして栄作と兄・典良(劇団ひとり)に十分気をつけるよう、注意を促す。そんな中、しおりの元に「雨野真実」から宅急便が届いた。
直人が箱を開けると赤い封筒と女帝のカードが出てくる。しおりがそのカードにそっと手を置くと、11年前に直人が起こしたあの事件につながっていたのだった・・・。中西(三宅裕司)は、予告殺人の黒幕が、彼女の能力に気づいているのではないかと疑う。その後、ついに多恵の居場所を突き止めた直人だったが、彼女の弁護人には既に領がついていて・・・。

空ちゃんが可愛い ・・・だんだんとしおりちゃんに心動かされる領が切なく見えます「人生これからという時に、、命を奪われるとは、、、さぞかし無念だったでしょう、、、」・・直人に向けて、ぽつりぽつりと11年前の事件をほのめかす言葉を発しているのに、一向に気付かない直人。領から見たら‘忘れている’としか思えないよね。

「・・・私を人殺しにさせた人間が憎い、、」と空ちゃんの母が言った言葉、「・・悪魔が私の中にいるのかも、、、」と教会で涙を流すしおりちゃんに動揺しながらも、真っ直ぐに神を見つめ「悪魔は別の所にいます」と言い切る領の顔・・・美しすぎるでしょ~

「vol3.jpg」をダウンロード <女帝>神話の中の女神、大地の母、自然の支配者。死者の代弁者

Over the rainbow ~オズの魔法使いより

虹の向こうのどこか空高くに 子守唄で聞いた国がある

虹の向こうの空は青く 信じた夢はすべて現実のものとなる

いつか星に願う 目覚めると僕は雲を見下ろし 

すべての悩みはレモンの雫となって 屋根の上へ溶け落ちていく

僕はそこへ行くんだ

虹の向こうのどこかに 青い鳥は飛ぶ

虹を超える鳥達 僕も飛んで行くよ

 

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